BLUE STAR|ブルースターマガジン

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山梨学院大学 立石ゼミ

10月18日 甲府中心街は"甲府大好きまつり"で賑わっていた。やきそば、お好み焼き、りんご飴、お祭りで定番のお店が並ぶなかに、山梨学院大学 立石ゼミのブースを見つけた。立石ゼミでは観光ホスピタリティプログラムのゼミとして、地域の観光産業と地域を訪れる観光客に対してのホスピタリティについて学びを深めている。

山梨学院大学では学部横断型副専攻というプログラムがある。立石ゼミの他、以前ブルースターマガジンでも紹介したアートオークションや、富士山世界遺産にあわせ、多摩美術大学版画研究室と共同で富嶽三十六景を現代アートとしてアップデートし葛飾北斎へのオマージュを込め制作された『平成の富嶽三十六景』も学部横断型副専攻アートマネジメントプログラムによるものだ。

今回立石ゼミの観光ホスピタリティプログラムとアートマネジメントプログラムのコラボレーション企画として、平成の富嶽三十六景の絵葉書化のプロジェクトが進められ、甲府大好きまつりで販売された。絵葉書化することでより多くの人にこの平成の富嶽三十六景を見てもらい、山梨の景色を身近に感じ、アートとして楽しんでもらいたいという。

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平成の富嶽三十六景を絵葉書化し、観光客向けに販売。(六枚セット/900円)

第1弾として絵葉書化された6作品は左上から順に「富士山!」小林裕児、「錦秋富士ー西湖から・・・」小林敬生、「暁の富士」渡辺達正、「情景より(富士a)」渡辺満、「平成富嶽三十六景より-神奈川天空 雲海-」西川洋一郎、「夜間富士」中山隆右

作者によって趣向の異なった富士の情景が楽しく、色彩も鮮やかだ。

ゼミ生が直接販売

企画、制作だけでなく、販売まで直接ゼミ生が携わる。観光客と提供者、双方の視点に立つことで、山梨の観光の現状を知り、今後どうしていくべきか、アイデアの鍵をさがすことができるからだ。ゼミ生はお祭りでにぎわう街行く人に声をかけ、絵葉書の魅力をPR。ブルースターマガジンもブースに置かせてもらったが、学生たちは代わり代わりに街に出て、ブルースターマガジンを配布してくれた。学生が主導となって山梨県の観光振興や地域活性化に関心を抱き、取り組んでくれることは大変喜ばしい。

絵葉書は第1弾を皮切りに第6弾まで制作され、6セットで平成の富嶽三十六景が完成する。他県の人、もしくは、山梨を離れてしまった人などに、絵葉書を見て山梨を思ってもらえるよう手紙にしたためて送ったり、山梨土産としても活躍してくれそうなアイテムだ。ビジネスモデルとして大きな成果をあげられるよう、今後もアイデアをかたちにし、内容をさらに充実させ、発展につながっていってほしい。IMG_3907.jpg

山梨学院大学 立石ゼミの学生たち

 

Photo=Yujiro KAGAMI

Text=Tomohisa MOCHIZUKI

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