BLUE STAR|ブルースターマガジン

bright room by toshiaki tashiro

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日常を、明るく照らすプロダクトブランド

最終号で特集した画家、田代敏朗が自身の作品をプロダクトに落としこんだブランドを立ち上げた。実は取材時にもこの構想はお話してくれていたのだが、本誌掲載においてはリリース前だったこともあり割愛させていただいた。ブランド名は「bright room(ブライトルーム)」。ロラン・バルト著作の「明るい部屋」にインスパイアされたネーミングだ。「内容にもちろん触発された部分はあるけど、そもそも言葉の響き自体がすごく気に入っている」。これはロラン本人が母の死をきっかけに考察、研究した写真についてのイメージ論を説いたエッセイだが、田代は撮影者と鑑賞者の関係性について書かれたチャプターからヒントを得た。作者視点の立場だけではなく、鑑賞者の視点においての「明るい部屋」にふさわしいものを、絵画の枠を取り払って生み出していく。マグカップ、スマホケース、ハンドタオルといったアイテムラインナップになっており、日用品に宿った田代作品のポップなカラーリングが生活を彩る。

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区別化することによって生まれる、新たな視点。

bright roomと画業「田代敏朗」を分業化することには、「田代敏朗」オリジナルの原画作品において進化を遂げていく狙いがある。「もうすでに『田代敏朗』というものは僕のものでもあるけれど、チームで動いている部分も強くなっています。ディレクションに力をいれた去年の展示作品『New Lanuguage, New Communication』や、今開催中の漢字をテーマにした『新境界』は僕自身のアイデアソースを具現化してくれているスタッフさんたちの賜物でもあります。今回、bright roomを立ち上げ、区別化することにより僕とスタッフ双方のスキル、キャリアアップになるといいなと思っています」田代は常に、観察者の視点で「田代敏朗」を見つめ、人の喜びにつながるアイデアの具現化に努める。主観だけでない観察者の視点は、bright roomのロゴにも反映されている。後ろから光が漏れているような見え方のイメージを伝え、作成してもらったそうだ。そこには本誌の取材でも話してくれた、作品を制作する上で大切にしているという、飽きずに愛せる、愛されるエッセンスが詰まっている。ほんの一瞬視線を留め、がっちりと心を掴む仕掛けが随所に散りばめられているのだ。自然と生活に馴染む気兼ねのない「なんかいいよね」という感覚を、購入してくれた人と共有するために田代は思いを巡らせる。bright roomからはこれからさまざまなアイテムがリリースされる予定。きっと日常に喜びという色を与え、明るく照らしてくれるはずだ。

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手帳型スマホケース 

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スマホケース

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マグカップ

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ハンドタオル

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その他bright roomについての詳細はオフィシャルウェブサイトまで

http://www.brightroombytoshiakitashiro.com/

田代敏朗展開催中
渋谷より作品がお引越しして、
目黒西小山WAREHOUSE MEGURO GALLERYにて
同時開催されている「新境界」「NOW AND THEN」。
全く新しいコンセプトの「新境界」、
そして2016年までの作品が一挙に公開されている
「NOW AND THEN」。
新旧の交錯を味わいながら是非この機会に
皆様のご来場をおまちしております。
Wooly Arts
◆Toshiaki Tashiro NEW EXHIBITION
「新境界」「NOW AND THEN」
2017.02.17 (金) - 03.17 (金)
13:00-20:00 (日曜のみ12:00-19:00)
CLOSE: 月・火・水
at WAREHOUSE MEGURO GALLERY
東京都目黒区原町1-19-15 1F
http://warehouse-tokyo.com

オフィシャルフェイスブックより

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田代敏朗(タシロトシアキ)
画家

1980年 佐賀県生まれ。佐賀県立佐賀北高校芸術コース美術学科卒業。私立大阪芸術大学芸術学部映像学科中退。巡回展や雑誌、ブランドとのコラボレーションや自身のメディア出演も数多くこなしながら、作品を制作。2013年より個人での活動と並行してWooly Artsと提携契約を結ぶ。ひよ子子本舗吉野堂の100周年でタイアップし、「DOUX D'AMOUR」の商品パッケージやショウケースをデザイン。原画提供などを行った。2016年、最新の作品集『New Lanuguage, New Communication』を刊行。巡回展を行う。2016年より山梨県北杜市武川で暮らしている。

Text/Tomohisa MOCHIZUKI

Photo/Doryu TAKEBE